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注文住宅にして後悔するケースも?その理由を紹介します

注文住宅は決して安い買い物ではないので、失敗したくないというのは誰もが思うことです。注文住宅は、自分の希望を取り入れた家を建てられるというメリットがある反面、実際に建てたら理想と異なった、と後悔することもあります。

注文住宅にして後悔するケースでよく挙げられるのが、間取りです。たとえば、子供の成長や家族のメンバーが増えるなどのライフスタイルの変化により、部屋の間取りが適当でなくなることが理由の一つとして挙げられます。臨機応変に対応できる間取りであればそれほど問題ないかもしれませんが、そうでない場合は、生活しづらい家になってしまいます。

注文住宅は建売住宅よりも割高になる傾向があり、住宅ローンで借り入れる額も多くなりがちです。定年前にローン返済が終わるようにローンを組んだとしても、病気で突然働けなくなったり、仕事を失ったりすると、ローン返済が毎月重くのしかかってしまいます。

建物の老朽化が進み、修繕費も必要になると、さらに経済的負担が大きくなります。注文住宅に限らず、住宅は1度建てたら永遠に修繕する必要はない、というわけではなく、必ず老朽化します。住宅ローンをキツめに設定するのはリスクがありますので、少し余裕をもたせて組むことが賢明です。

注文住宅では自由度が高い反面、こだわりすぎて予算がオーバーしてしまいがちになります。入居した後、ここはこだわる必要がなかった、と思う部分も多くありますので、専門家と相談を重ねながら、できるだけ無駄な条件を省き、予算内で注文住宅が建てられるように調整することをおすすめします。

注文住宅で後悔するケースの中には、建物そのものではなく、近隣住民とのトラブルが原因で後悔するという場合もあります。住宅を建てる際立地や建物に注意が行きがちですが、近隣住人との相性はとても重要です。近隣トラブルは、1度発生すると長引く傾向がありますので、できるだけ避けるのが無難です。近隣住民が嫌がらせをするタイプだったり、社会的なマナーに無頓着である場合は、ふとしたことをきっかけにトラブルに発展しやすく、隣人に悩まされて家に住み続けるのが嫌になる、という状況に追い込まれるリスクが高まります。

近隣住民とのトラブルとして、施工中のクレームという問題も多くあります。工事の音がうるさい、ゴミやホコリが舞う、工期が遅れるなどを理由にクレームをつけてくる人もいますので、工事が始まる前に挨拶に回り、理解を求めておくことが賢明です。