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【最新版】ハウスメーカーの坪単価や工法をまとめて徹底比較!

おしゃれなリビングルーム

全国には、大小さまざまな規模のハウスメーカーが存在しますが、建築工法にそれぞれ特徴があり、坪単価も異なります。よく名前の知れている大手ハウスメーカーというと、ユニバーサルホーム・ミサワホーム・アイダ設計の3社が挙げられます。

ユニバーサルホームは、高品質・低コストを目的とした家づくりを展開、地熱床システムや全面床暖房(1階)、ALC材質などを利用、四季の移り変わりにかかわらず、快適な住まいを提供している点に特徴があります。ユニバーサルホームの坪単価は47~70万円と言われています。乾式工法という建築工法を取り入れることにより、工期の短縮化や人件費削減を実現、これがローコスト住宅の建築につながりました。低価格だけでなく、ユニバーサルホームは耐震性の面にも特徴があります。ユニバーサルホームでは、ハイパーフレーム工法という建築工法を導入していますが、剛性床やエンジニアリングウッド(構造用集成材)などを複合的に活用することで、耐震性を高めています。

グッドデザイン賞を30年連続で受賞したり、南極に建てられた昭和基地を手掛けたりと、高品質の建築物を提供し続けているミサワホーム。独自の無公害防蟻工法(木材パネルを特殊技術で接着、耐震性や耐風性に優れた外壁)や制震装置MGEO(地震エネルギーを最大50%軽減する装置)、モノコック構造(風や雪などによる圧力を分散させ、家の耐久性を高めた構造)など、独自の建築工法を確立、ミサワホームの住宅は、末永く快適に、そして安全に暮らせると定評があります。ミサワホームの坪単価は65~90万円と、高い方に分類されますが、優れた家づくりのための必要経費と考えれば、無難な額と言えるでしょう。

555万円の家に代表されるように、アイダ設計は、ローコスト住宅がウリのハウスメーカーとしてよく知られています。坪単価も29~50万円と、ほかのハウスメーカーと比較すると割安な傾向にあります。単に安いだけでなく、コストパフォーマンスを最大に発揮するため、住宅の質にもこだわりを持ちます。アイダ設計の建築工法は、日本に古くから伝わる木造在来軸組工法を採用しています。防火性を意識した材質を外壁に使用したり、自社でカットした柱や梁で組み立てたりするなど、品質も保証されています。

ユニバーサルホーム・ミサワホーム・アイダ設計の3社を比較しただけでも、建築工法は異なり、坪単価にもバラつきがあることがわかります。それぞれの特徴を踏まえながら、希望する家づくりにあうハウスメーカーを選ぶことが望まれます。

ローコスト住宅にはメリットがある一方でデメリットもあります。詳しくは「ローコスト住宅の窓口」というサイトの記事が参考になります。